MT4口座を選定する上で、スプレッド(売値と買値の差)の狭さは重要な項目になります。
FXでトレードされることの多い通貨ペアについて、日本におけるランキングは、上位から「ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」になっています。よって、それら通貨ペアのスプレッドがより狭いかどうかが最も重要な指標となっています。
また、FX会社によっては、「取引手数料」を設定しているところもあります。本記事では、そういった面を総合的に判定し、スプレッドの狭さでランキング付けしました。
※なおMT4口座「総合」ランキングはこちらです→ MT4口座総合ランキング
それではランキングの発表です!
- 1位【ゴールデンウェイ・ジャパン FXTF MT4】(スプレッドの狭さ評価:10/10)
- 2位【楽天MT4】(スプレッドの狭さ評価:10/10)
- 3位【外為ファイネスト MT4】(スプレッドの狭さ評価:9/10)
- 4位【JFX MT4】(スプレッドの狭さ評価:8/10)
- 5位【デューカスコピー・ジャパン MT4】(スプレッドの狭さ評価:8/10)
- 6位【StoneX証券 FOREX.com MT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)
- 7位【FOREX EXCHANGE 俺のMT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)
- 8位【OANDA証券 MT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)
- 9位【フィリップ証券 MT5】(スプレッドの狭さ評価:6/10)
- 10位【アヴァトレード・ジャパン MT4】(スプレッドの狭さ評価:5/10)
1位【ゴールデンウェイ・ジャパン FXTF MT4】(スプレッドの狭さ評価:10/10)

満点のFXTFは、業界最狭水準のスプレッド(ドル円0.2銭、ユーロ円0.4銭、ポンド円0.6銭・原則固定)を誇る国内屈指のMT4業者です。MT4非対応業者と並ぶトップクラスの低スプレッドで、取引コストを徹底的に抑えられます。
初心者には、狭いスプレッドが取引の成功率を高める重要な武器になります。1回の取引コストが安いため、少額から始めても利益を出しやすく、損失時のダメージを小さくしてくれます。30通貨ペア全般で競争力のあるスプレッドを提供しており、どの通貨ペアでも安心して取引できます。
上級者には、スキャルピングや短期売買で真価を発揮。1日数十回取引するスタイルでは、0.1銭の差が収益に大きく影響します。ただしEA利用時は主要5通貨ペアで手数料20円/万通貨(実質0.2銭加算)が発生する点に注意。それでも十分競争力があるスプレッドですが、裁量取引でより効果を発揮します。
高水準スワップポイントも両立しており、短期から中長期まで幅広く対応できる万能型サービスです。
FXTF MT4 の基本情報
| スプレッド | ドル円 0.2銭 (原則固定・例外あり) ユーロ円 0.4銭 (原則固定・例外あり) ポンド円 0.6銭 (原則固定・例外あり) (※EA利用は主要5通貨ペアで手数料が20円/1万通貨=約0.2銭加算) |
自動売買ツール | ◯(MT4) |
| 取引通貨ペア数 | 30通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | △(MT4は非対応、GXで可能) |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 1口座 |
2位【楽天MT4】(スプレッドの狭さ評価:10/10)

「楽天MT4」は、大手ネット証券で唯一MT4を取り扱う楽天証券のサービスで、業界トップクラスの「低コストな取引環境」が大きな魅力です。
初心者には、1,000通貨からの少額取引に加え、主要通貨ペアにおける業界最狭水準のスプレッドが推奨されます。ドル/円0.2銭(原則固定)など、通常の「楽天FX」と同等のタイトなコストでMT4を利用できるため、取引コストを抑えながらMetaTraderの基本操作や分析手法を学ぶのに最適な環境です。
上級者には、大口取引でもスプレッドが広がりにくい安定性と、楽天証券ならではの強固なサーバーインフラが大きなメリットとなります。自動売買(EA)においても低スプレッドは収益性に直結するため、精密なロジックを運用するトレーダーに選ばれています。
一方、約定力には課題があります。そのため、短期売買による価格差が重要となるスキャルピングには不向き。スワップ狙いの中長期保有や、スイングトレードに十分なポテンシャルを発揮できます。
楽天ポイントが貯まる仕組みもあり、取引頻度というより、取引量の多いアクティブユーザーほど恩恵を受けられるサービスとしておすすめできます。
楽天MT4 の基本情報
| スプレッド | ドル円 0.2銭 (例外あり) ユーロ円 0.5銭 (例外あり) ポンド円 0.9銭 (例外あり) |
自動売買ツール | ◯(MT4) |
| 取引通貨ペア数 | 24通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ◯ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 1口座 |
3位【外為ファイネスト MT4】(スプレッドの狭さ評価:9/10)

外為ファイネストは、NDD方式による変動スプレッドで、下限値がドル円0.1銭などの超最狭水準を記録します。ただし変動幅が大きく、上限はドル円1.0銭を超えてくるなどの特徴を把握しておく必要があります。
初心者には、変動スプレッドの仕組み理解が重要です。流動性が高い時間帯(東京・ロンドン・NY市場)では下限値に近い狭いスプレッドで取引できますが、早朝や指標発表時は大きく広がるリスクがあります。主要時間帯・原則固定の業者と比べると予測しにくく、EA(自動売買)ではスプレッドフィルターで簡単にトレード回避が可能ですが、裁量トレードでのコスト管理の難易度は高めです。
上級者には、EA運用時の手数料完全無料が最大の魅力。外為ファイネストは追加コストゼロ。NDD方式の透明性とサーバー安定性を活かし、自動売買で真価を発揮します。平均スプレッドは原則固定業者より広めですが、透明性とシステムの信頼性を重視するEAトレーダーに最適な選択肢です。
外為ファイネスト の基本情報
| スプレッド | ドル円 0.1-1.1銭 ユーロ円 0.5-2.8銭 ポンド円 1.0-3.5銭 |
自動売買ツール | ◯(MT4/5) |
| 取引通貨ペア数 | 29通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ✕ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | MT4:合計10口座 MT5:合計10口座 |
4位【JFX MT4】(スプレッドの狭さ評価:8/10)

JFXは、業界屈指の低スプレッドと驚異的な約定スピードを誇る「MATRIX TRADER」に、分析専用としてMT4を完備したハイブリッドな取引環境が特徴です。
初心者の方には、1,000通貨からの少額対応と、業界最狭水準のスプレッドによる徹底した低コスト環境が最適です。MT4を世界基準の分析ツールとして使いつつ、発注は直感的に操作できるJFXの自社ツールで行う「二段構え」のスタイルにより、高度なチャート分析に基づいた根拠のある取引を迷わず始められます。
上級者の方には、スキャルピングを積極的に公認する姿勢と、最新の分析ニーズに応えるMT4のっ柔軟性がメリットです。ドル/円0.2銭(原則固定)をはじめとするタイトなコスト環境を活かし、MT4で精緻なテクニカル分析を行いながら、強力な約定力を誇る独自ツールで瞬時に発注する「攻めの運用」が可能です。
コストと分析能力の双方に妥協したくないプロフェッショナルに最適な一社です。
JFX の基本情報
| スプレッド | ドル円 0.2銭 (原則固定・例外あり) ユーロ円 0.4銭 (原則固定・例外あり) ポンド円 0.9銭 (原則固定・例外あり) |
自動売買ツール | ✕ |
| 取引通貨ペア数 | 41通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | △(MATRIX TRADERで可能) |
| デモ口座提供 | × | リアル口座開設可能数 | 複数口座開設可能 |
5位【デューカスコピー・ジャパン MT4】(スプレッドの狭さ評価:8/10)

デューカスコピー・ジャパンのMT4サービスは、スイスFXマーケットプレイス(SWFX)を通じて透明性の高いレート配信を受けられる点が特徴で、スプレッドもマーケット環境に応じて競争力のある範囲で提示されます。
スプレッド自体は固定ではなく変動制ですが、機関投資家向け流動性にも支えられた市場データが反映されるため、リアル市場に近い水準のスプレッドで取引できる環境です。ただしMT4取引手数料(片道30円/100万円=ドル円で往復約0.1銭相当)が別途発生する点は留意が必要です。
38通貨ペア以上を取引でき、豊富なテクニカル指標や自動売買(EA)にも対応しています。取引量に応じた手数料の割引制度も用意されているため、大口の取引や高頻度トレードにおいて、トータルコストを戦略的に最適化したいプロに最適です。
デューカスコピー の基本情報
| スプレッド | ドル円 変動制 一例:0.4銭 ユーロ円 変動制 一例:0.7銭 ポンド円 変動制 一例:1.9銭 (※片道手数料最大30円/100万円取引=往復で約0.1銭加算) |
自動売買ツール | ◯(MT4) |
| 取引通貨ペア数 | 38通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ✕ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 基本的に3口座まで。それ以上は審査通過が必要。 |
6位【StoneX証券 FOREX.com MT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)

FOREX.com(フォレックス・ドットコム)は、世界180カ国以上で展開するグローバルブランドです。透明性の高いNDD方式を採用していることもあり、原則固定業者と比べるとスプレッドはやや広くなっています。
そのため、FOREX.comを選ぶ理由は、スプレッド以外の要素(約定力、多様な通貨ペア、グローバル企業の安定性)にあります。
84通貨ペアという圧倒的な選択肢と、グローバル企業としての信頼性と約定力の安定性が真の価値。超高速スキャル専用のメイン口座というより、MT4で多市場を横断しつつ中〜長期の裁量トレードやポジション調整を行うセカンド口座として使う選択肢がおすすめ。
ゴールドにも投資できる商品ラインナップなど、尖った長所に注目することでポートフォリオのバランスを調整するサービスとしても有効活用が可能です。
FOREX.com の基本情報
| スプレッド | ドル円 非公開 ユーロ円 非公開 ポンド円 非公開 |
自動売買ツール | ◯(MT4) |
| 取引通貨ペア数 | 84通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ◯ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 1口座。追加口座は審査が必要。 |
7位【FOREX EXCHANGE 俺のMT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)

FOREX EXCHANGE「俺のMT4」は、透明性の高いDMA(ダイレクト・マーケット・アクセス)方式を採用しており、特に「指標発表時や週末の安定したスプレッド」に定評があります。一方、基本的なスプレッドは変動制で、平均的な狭さでは原則固定業者に劣る点には留意が必要です。
マーケットの真の姿を反映したリアルなレート環境が魅力で、不透明なコスト変動を気にせず、MT4での実践的なトレードスキルを磨くことができます。
大口発注にも耐えうる流動性と、利益相反のないクリーンな取引環境が魅力で、スキャルピングよりもデイトレ・スイングに有利なサービスと言えるでしょう。
俺のMT4 の基本情報
| スプレッド | ドル円 変動制 ユーロ円 変動制 ポンド円 変動制 |
自動売買ツール | ◯(MT4) |
| 取引通貨ペア数 | 25通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ✕ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 複数口座開設可能 |
8位【OANDA証券 MT4】(スプレッドの狭さ評価:7/10)

OANDA証券は世界中の投資家に利用されるグローバルブランドです。OANDA Japanのスプレッドは、NDD方式による変動制で、原則固定の業者に比べるとやや広めとなります。
初心者には、スプレッドの広さが取引コストとして気になるポイント。1万通貨取引で最狭水準業者より約60~70円多くコストがかかる計算です。ただし約定率、約定スピードというメリットがこのスプレッド差を補って余りあります。というのは「注文が滑る」と、60-70円を超える差損が発生することがあるためです。滑りというストレスが少ない安心感は、どのレベルのトレーダーにとっても大きな価値となります。
中上級者にとっては、常識的なスプレッドであれば、むしろ約定力と透明性を重視する判断が重要。NDD方式で毎週約定データを公開し、東京サーバー設置によるより高速な約定スピードを実現。スキャルピングではスプレッド0.1-0.2銭業者には劣りますが、透明性の高さにより積み上がる利益の可能性が強みと言えます。
OANDAは、そういった多様なトレードスタイルに対応できる点で、初心者・上級者問わず広くおすすめできる業者になります。
OANDA証券 の基本情報
| スプレッド | ドル円 0.8-0.9銭 ユーロ円 0.4-1.3銭 ポンド円 0.9-2.3銭 |
自動売買ツール | ◯(MT4/5) |
| 取引通貨ペア数 | 69通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ◯ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 裁量用MT5口座:1口座 EA用MT5口座:1口座 EA用MT4口座:1口座 の合計3リアル口座 |
9位【フィリップ証券 MT5】(スプレッドの狭さ評価:6/10)

フィリップ証券はMT4に対応しておらず、MT5専門ブローカーになります。
フィリップ証券のスプレッドは変動制で、NDD方式(カバー先6社以上)という透明性にメリットがあります。ただ、スプレッドとしてはやや広め傾向との評価が一般的。原則固定業者と比べると不利で、他社に譲る印象です。
MT5の高速処理能力とバックテスト機能がEA開発に魅力です。通貨ペア数はFX+CFDの合計で33、ゴールドも取引可能な点に優位性あり。
スプレッド面での競争力が低い点を、MT5の将来性や通貨ペアの多様性・透明性という長所でカバーできるトレードスタイルであれば、グローバル展開の安心感というメリットも魅力であり、十分に検討できる一社になります。
フィリップ証券 MT5 の基本情報
| スプレッド | ドル円 変動制 ユーロ円 変動制 ポンド円 変動制 |
自動売買ツール | ◯(MT5) |
| 取引通貨ペア数 | 33通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ◯ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | MT4/5各1口座 |
10位【アヴァトレード・ジャパン MT4】(スプレッドの狭さ評価:5/10)

アヴァトレード・ジャパンのスプレッドは変動性であり、実績値は他社比較で広めの傾向。原則固定業者と比較すると価格競争力は低い印象です。
3つのコース制で取引条件が異なるため、コース選択次第ではスプレッドが改善する可能性があります。ただし具体的な数値が非公開で比較が困難な状況。対して、サポートや充実した学習コンテンツ、大口取引対応や多様なツールが魅力です。対応通貨ペアも55ペアと、豊富な選択肢が優位点となります。
スプレッド以外の要素(グローバル企業の安定性、独自ツール、通貨ペア数等)に価値を見出せる場合には、強力な選択肢になり得ます。
アヴァトレード の基本情報
| スプレッド | ドル円 非公開 スプレッド広め(1.0銭など) ユーロ円 非公開 ポンド円 非公開 |
自動売買ツール | ◯(MT4/5) |
| 取引通貨ペア数 | 55通貨ペア | ゴールド(金)取引対応 | ✕ |
| デモ口座提供 | ○ | リアル口座開設可能数 | 複数口座開設可能 |
以上で、MT4口座 スプレッドの狭さランキングをお届けしました。
MT4口座については、約定力ランキング、総合ランキングも記事にしていますので、あわせてご一読ください。
※本情報は、投資助言を目的としたものではありません。証拠金取引は価格変動リスクを伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で実施をお願いいたします。


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