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VPS比較

FX自動売買用VPS最速設定 Windows版 4STEP

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EA(FX自動売買ツール)の運用は、自宅PCでも運用可能ですが、PCがMT4に占有されてしまって色々と不便です。

そんな時に、VPSというクラウド上のPCに運用を丸投げするのが便利で、定番になっています。

とはいえ、VPSの活用は難しいイメージもあり、費用もかかるため、躊躇しがち。

実際、自分もベストな設定手順を確立するのに少し時間がかかりました。なので、トレヒロがやってるそのままのシンプルな活用手順を今回、画像付きの記事にしてみました。参考にしてみてください。

VPSのメリットと導入手順

ちなみに僕自身は「シンクラウドデスクトップ for FX」Windows版のメモリ3GBプランと6GBプランを利用しています。EA数十個を安定して運用してくれるのでかなり助かっています。

とはいえ、まず「そもそもVPSってどういうメリットがあるの?」という疑問から解決した方が良いと思うので、以下にVPSの利用価値について図解してみます。

VPSがあると、ないデメリットを打ち消すメリットが確実にあることが分かって頂けるのではないかなと思います。正直、自分も自宅PCで自動ツール運用・・・には戻りたいとは思います。

とはいえ、次は「導入が面倒くさそうな印象」「自分に使いこなせるんだろうかという疑問」もあると思うんですよね。特に複数のEAを動かす場合、どうすればいいの?となりそうです。

それに関しては図解するとこういう形で、4ステップで導入できます。

実は導入は「分かれば」簡単です。

ただ、分かるまでが色々試行錯誤したり時間を使う必要があります。僕もはじめは結構時間を使いました。なので、備忘録的にも、本記事で最短最速で設定できる方法をまとめました。

なお、本記事は「複数EA運用」を前提としたセットアップ手順です。

自分は以前から購入・自作EAを、デモ口座でまずいくつか動かして、正常動作を確認してからリアル口座で運用ーーーとかしたりしていたので、当初から複数EA運用をしていました。そういう意味では、みなさんの中にも初っ端から複数EAを動かして見てみたいニーズって結構あるかと思います。

そのため、複数EA運用にも対応した形で、かつ分かりやすいよう画像多めの記事にしました。なお、ローカルPCはWindows 11で操作・キャプチャ取得をしています。Macでも同様の操作が可能です。

■ステップ①:契約→ログイン

FX専用のVPSというと、日本では「シンクラウドデスクトップ for FX」か、「FX専用VPS お名前.com デスクトップクラウド」の二択な状況です。それ以外の低価格VPSだと、時々メンテナンスで停止時間帯があるので、その時間のエントリーチャンスを失うことになります。そのため、基本的にこのFX専用サービス2択から選ぶのがいいと思います。

オススメとしては、僕も常時運用している「シンクラウドデスクトップ for FX」です。こちらの方が価格帯が安めで、十分な信頼性と機能を備えています。
価格や最新キャンペーン情報の確認や申込は以下からできますので、確認してみてください。
→ シンクラウドデスクトップ for FX

お名前.comの方は実は老舗で、昔から多くのEAユーザーに利用されています。歴史が長い分、信頼性も高いかと思います。比較検討したい場合のリンクも置いておきます → お名前.com デスクトップクラウド

今回の説明は、僕自身が慣れ親しんでいるシンクラウドデスクトップの方で進めます。
→ シンクラウドデスクトップ for FX

上記で新規アカウント作るか、既存アカウントでログインすると、こういう二択の申込み画面が出てきます。

基本的にWindowsの方が、Microsoftへのライセンス料分高いですが、操作が簡単で便利です。

Ubuntu(Linux)の場合は色々とコマンド打ったりとか接続用ソフトが必要だったりと手間がかかります。手間は多少かかっても費用を抑えたい場合は、Ubuntuもアリかと思いますが、難易度が高いので、コマンドを打つのに抵抗がある方にはあまりおすすめできないことをお伝えしておきます。(別途Ubuntu版の記事も作っているところです。お待ち下さい)

画面に従って、入力を進めてください。

14日間無料トライアルを選択してもいいですが、トライアル後に12ヶ月の本契約をすると365日から14日分引かれた数が利用可能日数になるので、14日得をするわけではありませんでした(自分の場合の体験談です)。本運用を予定しているなら、トライアルなしの即契約でもサービス内容は同一です。

確認画面があるので、トライアルでない場合はここで支払いを完了させます。

契約管理トップ画面ではこのように指定した名前でサーバー情報が出てくるので、「VPS管理」ボタンを押します。

左カラム内の「リモートデスクトップ」→「ダウンロードする」をクリックしてRDPファイルをダウンロードします。

ダブルクリック後、次の画面を毎回出さないようにするために「このコンピューターへの接続について今後確認しない」をチェックを入れ「接続」ボタンを押します。

パスワードを入力し、「OK」を押します。

「今後確認しない」にチェックを入れ「はい」を押します。

接続が完了し、VPSの画面が表示されます。

VPSの画面が表示されれば、ステップ①は以上です。これで、自宅PCとは別の、自由にできる環境ができました。おめでとうございます。

続いて、ステップ②の作業です。

■ステップ②:MT4/5を複数導入

たとえばEAを4個動かしたい時は、特にMT4の場合はシングルタスクなので「EAの数ぶんMT4も必要」と言われています。
なのでここでは、EAを4種類動かすために、VPSの中にMT4を4環境作る手順を記載していきます。

本記事では人気の日本国内の証券会社であるFXTF(運営:ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社)を例に作業をしていきます。

なお、FXTFはデモ口座は複数持てますが、リアル口座は1つしか持てません。この場合、例えば、4つのMT4を全て同じ1つのリアル口座にログインし、EAはMT4それぞれ4つに分散することでポートフォリオ運用する、などの運用が可能です。そういった想定で見て頂ければと思います。

ちなみに他の証券会社のMT4も、複数インストールの考え方は同じなので、リアル口座を複数持てる外為ファイネストやオアンダ、アヴァトレードなどではさらに柔軟な運用もできると思います。

さて、それでは導入手順、いってみましょう!

■MT4/5複数導入1:MT4/5インストール

VPS内で、FXTFのMT4インストーラーをあらかじめダウンロードしておきます。ローカルPC側からファイル自体のコピペも可能です。

2025年9月30日に、シンクラウドデスクトップ for FX(Windows)の仕様が変わっていて、Administrator権限(管理者権限)が使えなくなっています。なので、それ以前の手順を知っている方は以前とは流れが違いますのでご了承下さい。

MT4インストーラーが立ち上がったら、「次へ」を押します。

完了を押すか、しばらくするとMT4が立ち上がります。

口座情報は基本的にあらかじめ作成しておく必要があります。証券会社によっては、デモ口座はこの次の画面で作成できる場合もあります。

アカウント情報を入力して「完了」ボタンを押します。

MT4の右下の表示が接続状態になることを確認。

続いて、Windowsスタートメニューを開きます。

「MT4アイコン」→「その他」→「ファイルの場所を開く」を選択

MT4複数起動のために、ショートカットファイルの名称を「MT4」→「MT4-1」に変更しておきます。

利便性を向上させるために、タスクバー上のMT4をピン留めしておきます。

■MT4/5複数導入2:実体ファイルを複製

先程のショートカットファイルが表示されていたExplorerウィンドウに戻り、アドレスバーの「Roaming」をクリックして、アプリケーションの実体が格納されているフォルダに移動します。

Roamingフォルダ内の「<証券会社名> MT4」というフォルダを必要なだけコピーし、連番形式の名称に変更します。
1つ目のフォルダ「FXTF MT4」は「FXTF MT4-1」にはせず、そのままにしておいてください。それ以外のフォルダは連番名にします。

■MT4/5複数導入3:リンクファイルを複製

続いて、先程のショートカットファイルのある階層に戻ります。

「Micfosoft」→「Windows」→「スタートメニュー」→「プログラム」フォルダに戻ります。

「プログラム」フォルダ内の「<証券会社名> MT4」というフォルダを必要数コピーし、同様に連番形式の名称に変更します。

このフォルダでは、さらにもう一段階の作業が必要です。まずは「MT4-2」フォルダから作業をします。

フォルダ名とファイル名が一致していないため、ファイル名を「MT4-1
」→「MT4-2」に修正します。
続いて、ショートカットファイル「MT4-2」を右クリックし、プロパティを選びます。

「MT4」となっている部分を「MT4-2」に変更します。
二箇所あるため、二箇所とも修正し、「OK」保存します。

同様の「ショートカット名変更」+「プロパティ内の文字列二箇所修正」作業を、「MT4-3」「MT4-4」でも実行します。

ここまで全て完了すれば、Widnowsスタートメニューで確認できるプログラム一覧が、以下のように変化しています。

それぞれ起動し、タスクバーにピン留めしておきます。

これで、ステップ2:MT4/5複数起動設定は完了です。

続いて、ステップ3に進みます。

■ステップ3:EA設置

いよいよ、大詰めの作業、EA設置です。
まずは他のMT4と混同しないよう、一旦全てのMT4を終了させ、続いて一つ目の「MT4-1」だけを起動します。

「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択します。

そのフォルダ配下の「MQL4」→「Experts」フォルダを開きます。

新規フォルダを作成し、「MT4-1」などのように、どの通番のMT4のフォルダなのかが分かりやすいようフォルダ名を指定します。「FXTF MT4-1」のように証券会社名を含めたり、「MT4-1 Trend EA01」のように格納予定のEA名をフォルダ名に含めて分かりやすくする工夫をしてもOKです。

作成した「MT4-1」フォルダの中に、EAを設置します。ここでは、動作確認として上位フォルダにある「Moving Average.ex4」をコピー設置します。

MT4画面に戻り、インディケータやエキスパートアドバイザーが表示されているツリー画面を右クリックし、「更新」を選択します。

エキスパートアドバイザ(EA)フォルダ内に、作成したフォルダとEAファイル名が表示されることを確認してください。(なお、中身のないフォルダだけ作っても、この一覧には表示されません)

続いて、「MT4-1」フォルダに格納したEAをダブルクリックし、自動起動設定を試していきます。(なお、今回はデモ口座での動作確認を想定しています。リアル口座では「Moving Average.ex4」は稼働させないでください)

「全般」タブ→「自動売買を許可する」にチェックを付けて「OK」保存します。

ただ、まだこれだけでは自動売買は始まりません。メニュー上部の方にある「自動売買」ボタンをON状態にする必要があります。

自動売買ボタンをON状態にすることで、EAが笑顔マークになります。

ここまで、「MT4-1」の作業を実施してきました。MT4を複数起動すると、パッと見どのアプリが動いているかが分かりにくいので、EA格納フォルダ名で認識できるようにすると便利です。

続いて、「MT4-2」「MT4-3」「MT4-4」についても同様にフォルダ作成→EA設置を実施します。

例:MT4-2フォルダを作成したパターン

これで、複数MT4をそれぞれ個別EAを格納して個別稼働できる状態になりました。

ステップ3は以上です。続いて、最後のステップ4となります。

■ステップ④:自動起動設定

ここまで、「VPS環境構築」→「MT4/5複数導入」→「EA設置」と、EAが正常稼働するところまでを進めてきました。本記事がラストステップとなります。

ここでは、もし何らかのトラブルでOSが強制再起動されてしまった場合でも、MT4が自動的に起動し、EAが稼働を継続してくれるための設定を実施します。

VPSはサーバー用の専用OSを搭載しているので、長期運用にも強いのですが、それでも自己資金を扱うサーバーです。安定稼働のためには1ヶ月~3ヶ月ごとぐらいのタイミングでOSを再起動してあげた方がOSがクリーンな状態での正常稼働を確実にします。ビットコインなどの暗号通貨市場を除けば、市場は土日は閉まっているので、土曜日の日中か夜間にVPSを再起動してあげればいいでしょう。

ただ、その時にMT4をポチポチ全部上げ直すのも面倒です。自動起動設定をしておけば、立ち上げる手間がゼロになるので便利です。

まずは、先程のショートカットファイルのあるフォルダに移動します。
もし閉じてしまっている時は、スタートメニューからMT4を右クリックして「ファイルの場所を開く」で開けます。

一つ上のプログラムフォルダに移動して、「スタートアップ」フォルダに入ります。

当初、「スタートアップ」フォルダ内は空になっています。

各「MT4-1」「MT4-2」などのショートカットを、この「スタートアップ」フォルダにコピーします。

4つともコピー完了させてください。

動作確認のため、OSを再起動します。

接続が切れるので、rdpファイルを再度ダブルクリックして接続し直します。

MT4が4つとも自動起動されていることを確認してください。
また、EAの「自動売買」をONにしていた場合、ONの状態が維持されている(笑顔マークになっている)ことも合わせて確認ください。

■最後に

VPSのWindows環境におけるMT4複数導入+自動起動設定は以上です。

あとは、スマホからEAの成績が見たい、という場合があると思います。

これは、2パターンの確認方法があります。

  • 証券会社提供のスマホアプリから確認

  • myfxbookやREALTRADE、FXBlueなどの外部サービスと連携

スマホからVPSにRDPログインするのは操作性が悪いので、VPSログインはPCから行った方が良いでしょう。

ただ、手軽に成績が見たいというニーズはあると思うので、証券会社がスマホアプリを提供している場合は、そのアプリから見るのが最も手軽です。

myfxbookなどの外部サービスに、「口座番号」と「投資家パスワード(閲覧専用)」を連携したり、あるいは情報収集用EAをMT4に設置すれば、サービス画面上で成績を確認可能です。こういったサービスは、複数口座を一覧で成績を確認できるので非常に便利です。

myfxbook表示例

まずは、一旦は証券会社スマホアプリで見て頂いて、見たい口座が多くなってきたら外部サービス連携を検討する、ということで良いかと思います。

さて、ここまでVPSの設定手順について解説してきました。

シンクラウドデスクトップ for FXについては、キャンペーンを実施している時は初年度 月1600円程度のお得な価格で利用が可能な時もあるので、ご確認下さい。

→ シンクラウドデスクトップ for FX

シンクラウドデスクトップはWindows版の方が少し高いのですが、操作性が普通のWindowsと同じで快適なのでおすすめです。

Ubuntu版は色々とクセがあるのであまりおすすめしませんが、ITエンジニアでLinuxを良く触ってるよという方などは検討できるかもしれません。

ということで、今回は以上となります。
EA運用に役立てて頂ければ幸いです。

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