ここまで、「VPS環境構築」→「MT4/5複数導入」→「EA設置」と進めてきました。

本記事がラストステップとなります。
■ステップ④:自動起動設定
これまでのステップでEAが正常稼働するとこまでは説明しました。
今回は、もし何らかのトラブルでOSが強制再起動されてしまった場合でも、MT4が自動的に起動し、EAが稼働を継続してくれるための設定を実施します。
VPSはサーバー用の専用OSを搭載しているので、長期運用にも強いのですが、それでも自己資金を扱うサーバーです。安定稼働のためには1ヶ月~3ヶ月ごとぐらいのタイミングでOSを再起動してあげた方がOSがクリーンな状態での正常稼働を確実にします。ビットコインなどの暗号通貨市場を除けば、市場は土日は閉まっているので、土曜日の日中か夜間にVPSを再起動してあげればいいでしょう。
ただ、その時にMT4をポチポチ全部上げ直すのも面倒です。自動起動設定をしておけば、立ち上げる手間がゼロになるので便利です。
まずは、先程のショートカットファイルのあるフォルダに移動します。
もし閉じてしまっている時は、スタートメニューからMT4を右クリックして「ファイルの場所を開く」で開けます。
一つ上のプログラムフォルダに移動して、「スタートアップ」フォルダに入ります。
当初、「スタートアップ」フォルダ内は空になっています。
各「MT4-1」「MT4-2」などのショートカットを、この「スタートアップ」フォルダにコピーします。
4つともコピー完了させてください。
動作確認のため、OSを再起動します。
接続が切れるので、rdpファイルを再度ダブルクリックして接続し直します。
MT4が4つとも自動起動されていることを確認してください。
また、EAの「自動売買」をONにしていた場合、ONの状態が維持されている(笑顔マークになっている)ことも合わせて確認ください。
■最後に
VPSのWindows環境におけるMT4複数導入+自動起動設定は以上です。
あとは、スマホからEAの成績が見たい、という場合があると思います。
これは、2パターンの確認方法があります。
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証券会社提供のスマホアプリから確認
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myfxbookやREALTRADE、FXBlueなどの外部サービスと連携
スマホからVPSにRDPログインするのは操作性が悪いので、VPSログインはPCから行った方が良いでしょう。
ただ、手軽に成績が見たいというニーズはあると思うので、証券会社がスマホアプリを提供している場合は、そのアプリから見るのが最も手軽です。
myfxbookなどの外部サービスに、「口座番号」と「投資家パスワード(閲覧専用)」を連携したり、あるいは情報収集用EAをMT4に設置すれば、サービス画面上で成績を確認可能です。こういったサービスは、複数口座を一覧で成績を確認できるので非常に便利です。
まずは、一旦は証券会社スマホアプリで見て頂いて、見たい口座が多くなってきたら外部サービス連携を検討する、ということで良いかと思います。
さて、ここまでVPSの設定手順について解説してきました。
シンクラウドデスクトップ for FXについては、キャンペーンを実施している時は初年度 月1600円程度のお得な価格で利用が可能な時もあるので、ご確認下さい。
シンクラウドデスクトップはWindows版の方が少し高いのですが、操作性が普通のWindowsと同じで快適なのでおすすめです。
Ubuntu版は色々とクセがあるのであまりおすすめしませんが、ITエンジニアでLinuxを良く触ってるよという方などは検討できるかもしれません。
ということで、今回は以上となります。
EA運用に役立てて頂ければ幸いです。


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